【算命学：十二大従星の意味は？】自身の力量を把握して才能を開花させよう！

宿命図(陽占)は十大主星と十大従星で成り立ち、あなたの潜在能力や性格、行動パターンなど様々なことがわかります。

十二大従星は運勢の流れがわかりますので、十大主星と合わせて見ると非常に解釈が深まります。下記の十大主星の記事も参考にされてみて下さい。

十二大従星とは？

十二大従星は、十二支から導き出された星で、人間の一生を12個に分けて表します。12個の星によって特徴も個性も潜在能力、エネルギー値なんかも違います。

ちなみに、十二大従星は動物占いと同じなので、ある意味なじみやすいかと思います。

十二大従性の見方

初年期：誕生～25歳ごろ、(生まれてから、親と過ごす時期)
中年期：25歳～55歳ごろ、(社会人になり、親元を離れて自立する時期)
晩年期：55歳以降(定年、余生の時期)

人によって切り替わる時期は違います。早く親元を離れれば、中年期の星の要素が早く出るかと思います。また切り替わったからと言って、前の星の特徴がなくなるわけではありません。3つ全部の要素は生涯持つことになります。

エネルギー値

十二大従星にはエネルギー値があります。この点数は社会的影響度(注目度)を表します。

天南星、天禄星、天将星を持っているのに、引きこもりや専業主婦などしていると全く注目されなくなってしまうので、本来の力が発揮できません。事業家、政治家など人の上に立って、皆を引っ張っていく強さを活かすと良いでしょう。

逆に天極星、天庫星、天馳星の最身弱なのにガツガツ前に出過ぎると、肉体がない星なので消耗してしまうでしょう。どちらかというと、エネルギー値が低い方はスペシャリストタイプで職人や精神的な分野で才能が開花しやすいでしょう。

ですので、星の特徴を理解して、自分に合った力量で才能を発揮すると良いでしょう。

パートナーや結婚相手を選ぶ場合、各３つの時期のエネルギー値が近い方が付き合いやすいです。5つ以上離れていると、エネルギー値が高い方は物足りなさを感じますし、エネルギー値が低い方はついていけない感覚に陥りやすくなります。

裏星

算命学では聞かないのですが、四柱推命では裏星というものがあります。

個々の星の特徴を生かしていると、裏側の星の良いところが出てきて、2つの才能を発揮したような状態になることができるのです。

例えば、天報星は赤ちゃんの星、多芸多才な星ですが、初めはいろんな物事を同時進行に進めていく形を取っていても良いのですが、コツコツ継続し続け、すべての才能が1つにまとまり、極限まで行くと、天将星の要素が出て王様のように注目される瞬間がやってくることがあります。

また、芸能人は天胡星(芸能の星)を持つ方が多いのですが、天貴星を持つ方も非常に多いのです。天貴星の裏星は天胡星ですので、天貴星の信頼性などが最大限に生かされたことで、裏星の芸能的な才能が垣間見えるなど、何かしら関連があるのかもしれません。

基本的に、裏側は瞬間的なものなので、あまり持続はしませんが、瞬間的に両方の星の良さを出すことができるので、裏星の星の要素も頭に入れておくと良いでしょう。

まとめ

十二大従星についてまとめていきました。各星の意味や位置についての解説は別記事にまとめてありますので、参考にされてみて下さい。