世界三大投資家として有名な、ウォーレンバフェットさん、ジムロジャーズさん、ジョージソロスさんの命式を見ていきます!
世の中は様々な成功者がいます。皆さんお金が欲しいと思って投資に興味を持ちますが、実際どのようにした彼らが成功したのか、命式から共通点を探してみました。
もしかしたらあなたにも投資やお金を運用する才能があるかもしれませんので、ご自身の命式とも比べてみるのも面白いと思います。
- 成功者の命式を知りたい
- 自分の生き方を知りたい
- 命式の見方を参考にしたい
- 投資の才能があるか知りたい
世界三大投資家の共通点
世界三大投資家といえばウォーレンバフェット、ジムロジャーズ、ジョージソロスです。この3人は幼少期からの共通点があるとのことです。参考にした記事はこちらです。
結論からいうと3人とも幼少期から投資やビジネスに興味を持っていたということです。
ウォーレンバフェットは、7歳くらいから投資に興味を持ち、11歳になるころにはオマハ公共図書館にある投資関連の本は読破し、このころには株を購入していました。
ジョージソロスは、5歳にしてハイパーインフレーションの下にあったハンガリーで、初めて通貨取引を経験した。
ジム・ロジャーズ。5歳でピーナツを売っていた。
彼らは子供ときからビジネスに関わる機会があったのです。彼らの生い立ちエピソードを見ながら、個々の命式と照らし合わせてみてみましょう。
ウォーレンバフェットさんについて
ウォーレンバフェットのプロフィール
- 生年月日 1930年8月30日
- 職業 アメリカ合衆国の投資家、経営者、資産家、慈善家
- 世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主、同社の会長兼CEO
ウォーレンバフェットさんのエピソード
- 自分のお小遣いを、自分で稼がなければならないほど、貧しい家に生まれ育った
- 5歳でコーラを6本25セントで購入し、1本5セントで販売し、貯めたお金で11歳で株デビュー
- 中学では飛び級をしたが、一つ上の友達とうまくなじめなかった。
- 13歳で新聞配達でお小遣いを稼ぎをする。雑誌などの注文も同時に伺うなど最小の労力で、最大の効果”をつねに考えながら新聞配達をしていた。
- 高校3年のときに友人と中古のピンボールを1台25ドルで購入し、それを理容店に置くというビジネスを始めた。このビジネスは成功し、最終的には週50ドルの利益を稼ぎ出すまでになった。その後、退役軍人に1,200ドルで売却
- 19歳で大富豪の足掛かりとなる本と出合い、新聞配達で貯金したお金3分の2を株式に投資
- 恋愛で振られても、投資家精神で情報収集をし、先回りをして結婚まで漕ぎつけた
- 1950年代から同じ控えめな住居に住み、ごく普通の車に乗る
- かなりの偏食でハンバーガーとコーラが大好き
- マクドナルドで朝食を食べる。週に3回はマクドナルドのチキンナゲットで昼食を取る。ビルゲイツにマックを奢るのが好きで、クーポンを使うこともあった。
- 投資手法は固定の拘りが強く、新規業界より既存業界を好む。
- 冒険は好まず、徹底的に情報収集をする。食事も同じ店で同じものを頼む。
- 賭けやギャンブルが嫌い。ゴルフ仲間が賭けをしようといっても断固拒否。
- 給与は年収10万ドルしか受け取らず、資産の大部分を慈善事業に費やしていて、世界で最も多額の寄付をする慈善家の1人として知られている。2000年以降、460億ドル以上を寄付している。
- 「わたしの人生は、これ以上ないほど幸せだ」と語った。「実際、家を6軒も8軒も持っていたらもっと不幸だっただろう。必要なものは全て手に入れた。これ以上は必要ない。なぜなら、ある時点を過ぎれば違いがなくなるからだ」
- ①買った時の株価に拘ってはいけない、②よく考えることなく小さな利益を得ようと急いではいけない、③他人のお金を使って投資するのは慎重でなくてはならない
- 3兆円寄付して、周りから素晴らしい犠牲心の持ち主だとと称賛をするも「わたしは、なにも犠牲にしておりません。犠牲とは、夜の外出を控えたり、多大な時間を割いたり、ディズニーランド旅行をやめたり、教会に寄付することです。私の生活は、ちっとも変わっていません」と語っている。
エピソードをざっくりまとめましたが、世界で3番目の富豪のウォーレンバフェットさんですが、自分自身にはあまりをお金をかけず、築き上げた資産はほとんど寄付をしています。どんなにお金を手に入れても、とても堅実的です。
この性格を踏まえた上で命式を見ていきます。
ウォーレンバフェットさんの本質
ウォーレンバフェットさんの日干支は壬子です。壬も子もどちらも大きな水、大海、大河を表します。勉強熱心でカリスマ性を兼ね備えた心の広い人と読めます。海なので、基本穏やかですが、嵐になると海は大きく荒れるので、キレたら手が付けられないこともあるかもしれません。
壬子の方は、強い性格で、運勢も強いので、運の上下が激しく表れる時があります。大衆の中で知恵を使う現実的な世界が向いていて、なまじ精神的なものを出さない方が物質的には恵まれます。
頼まれごとには嫌と言えず、一本気で情的な面もあるのですが、人から慕われても心は常に孤独です。成功すればするほど品性や人間性を落としていきますので、ますます孤独感が強くなります。
親の援助を受けず、自分一代で新しい世界を切り開いていきます。現実的な職業や世界、政治、経済の世界に身を置くと運が上がります。
ウォーレンバフェットさんは、幼少期は極貧で新聞配達をしており、知恵を使い、自分で道を拓きました。さすが先を見通す力を持ってるだけありますね。
「家を6軒も8軒も持っていたらもっと不幸だっただろう」と仰っていますし、お金に飲まれて品性や人間性を失っていたら違った人生を歩む羽目になることを察しているかのようです。ずっと堅実に生き、慈善活動も行い続けているのも、ご自身のことをよく分かっていらっしゃるのでしょう。
陽線を見ると主星が龍高星です。龍高星は冒険家、好奇心、チャレンジ精神、習得能力、改革などの意味合いがあります。とても堅実なので、意外な気もしましたが、幼少期から様々なビジネスにチャレンジし、失敗しても改善改良を重ね成功へと繋げているところが龍高星の特徴として出ているのかなと思います。天報星もあるので、子供のときからとても器用だったのも伺えます。
そして、東に司禄星、南に鳳閣星です。司禄星は堅実、蓄財の星であり、仕事においては、20、30年とコツコツと時間をかけて積み上げていくことができ、誰かの役に立ちたいという意識が強く出ます。天貴星が信頼の星なので、投資家としては信用はより重要となります。
鳳閣星は自然体の星なので、ウォーレンバフェットさんは、常に自然体を貫いてきたのが伺えます。また、衣食住、子供の星でもあり、とても恵まれる星でもあります。どんなに稼いでもずっと質素な生活を送っていたようですが、子供は3人恵まれ、幸せな様子なのが鳳閣星らしいです。
西は石門星+天将星です。天下を取る星なので、投資家や慈善家として世界で天下を取ったと言えますのでこちらも星通りです。
ジムロジャーズさんについて
ジムロジャーズのプロフィール
- 生年月日 1942年10月19日
- 職業 アメリカ合衆国の投資家、クォンタム・ファンド(英語版)の共同設立者、ロジャーズ・ホールディングスの会長
- 出身 アラバマ州出身
ジムロジャーズさんのエピソード
- 5人の男兄弟の長子で、幼少期は子育てに忙殺される母を助けて、弟たちの面倒をよく見た
- がんばり屋のロジャーズ少年は幼少時から優等生であり、高校時代もクラスで首席の成績で、南部各地を回る名門エール大学のスカウトの目にとまる。人間関係の狭い故郷を抜け出し、広い世界を見たいと願っていた彼は「渡りに船」と、全世界の秀才が集うアイビーリーグ校に進む
- 大学では歴史を専攻し、「マネーを生む文明観や歴史観」を身に着けた。これが、経済急成長期の日本や現在の中国への投資の大きな収益性を鋭く見抜く教養として役立つことになる。ウォール街で夏休みのアルバイトをするなかで投資に興味を持つようになってゆく。
- 哲学と政治と経済を同時に学ぶ。投資家としての成功は、この時期に学んだ専門的な知識とグローバル体験から得た投資観抜きには語れない。
- ベトナム戦争が激化して米国内に反戦ムードが高まっていた1968年、軍務を終えて20代後半になっていたロジャーズ氏は見習いアナリストとしてウォール街で働き始める。
- 投資銀行に勤めるなどしたが、お金を増やす仕事が面白すぎて「休みも取らず毎日働いていたい」と思ったほど。投資の世界は彼を魅了した。
- 投資信託の中身は実際問題良く分からないため、ジム・ロジャーズさんは絶対に投資をしない
- 何より大切なのは、「自分で調べて自分で考える」こと
- 世界中を旅して肌で国の人々の変化を感じ取っている。冒険投資家とも呼ばれている
- 1980年代、中国の各地をオートバイで旅行。1990年-1992年、オートバイで世界6大陸に渡ってギネスブックへ記録される
- 59才で再婚、60才で初めて子供を持つ。子供は嫌いだったが、娘が2人できて、溺愛するようになった。教育にもかなり力を入れており、当時住んでいたニューヨークからシンガポールへ移住したのも子供の教育のため
- 娘たちが幼いころの幼稚園と小学校の送迎は、ロジャーズ自ら6時に起床して、自転車に乗せて行っていた
「10年間で3365%の利益を上げた大投資家」「ファンダメンタルズ分析の教祖の一人」「六大陸6万5,065マイルをオートバイで走破した冒険家」と呼ばれているジムロジャーズさんについてざっくりエピソードを集めていきました。
算命学で照らし合わせてみましょう。
ジムロジャーズさんの本質
ジムロジャーズさんは日干支が乙巳です。踏まれても踏まれても立ち上がるといった草花や雑草と内側には情熱を秘めた小さな火です。使い方によっては大きく燃え上がることができるので、火が付くと力を発揮するでしょう。
乙巳の方は、表面は、華やかに装いますが、本当は淋しがりやで、孤独に恐怖を抱くようなところがあります。そのため、精神状態は常に不安定で、誰かに頼りたいと思っているのですが、なかなか本音を言わず、引っ込み思案な面もあるため人から誤解をされることもありがちです。
若い内から、親元を離れて、自立して、心に淋しさを抱えながら派手な世界で生きていくのも、この人にあった生き方です。特に、海外など生まれた土地から遠く離れた方が運が開けます。
派手に生きる道を選んだ場合は、自分に合わない人との交際や、常識を逸脱した人との交際、不倫の恋などに陥る可能性が高いので注意が必要です。
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ジムロジャーズさんは若いうちから故郷を離れ、名門校に通っています。晩年では2007年にはアメリカからシンガポールに移住もしており、故郷から離れるほどに運が開いているようにも感じます。
ちなみに乙巳は衹王の業といって、一度結婚すると深刻で大きなトラブルを抱えたまま結婚生活を維持するか、結婚と離婚を繰り返します。晩年になると業が消えるので平穏になります。
ジムロジャーズさんは3回結婚をしています。過去の結婚についてはエピソードは見当たりませんでしたが、59歳で3回目の結婚をし、60歳でようやく子供を授かったとのことなので、業が消えて平穏になったといえそうです。
陽占を見ると、幼少期に影響が大きくなる、北に玉堂星、東に禄存星とあります。更に天貴星もあり、投資家さんはやはり財星と信用の星が揃っているものなのでしょうか。五男の長子というのも天貴星ならではですね。
ジムロジャーズさんは、学生時代は優秀で政治経済や哲学など幅広く学んでたこともあり、学問の星の玉堂星の要素がしっかりでており、投資にのめり込んでいたエピソードが禄存星らしいですね。天庫星もあるので、非常に凝り性で探求心旺盛といえるでしょう。
主星が鳳閣星なので、趣味や好きなことも一生懸命楽しむ方なのかもしれません。オートバイで世界を2周するくらいのバイタリティがありますし、何歳になっても若々しさや冒険心を忘れていません。天恍星が自由、海外といった意味の星なので、その影響もあるのでしょう。
とても自然体で自由なところもありますが、西と南は牽牛星なので、根っからのまじめ人間だと思います。西は家庭やプライベートを表し、南は目下や子供に見せる顔です。家庭でも真面目でしょうし、子供には非常に教育熱心とのことで、娘さん2人には働くこと、貯蓄することの重要さを教えているそうです。
莫大な財産があるとはいえ、しっかりと教育しているところが、牽牛星らしいです。
ジョージソロスさんについて
ジョージソロスのプロフィール
- 生年月日 1930年8月12日
- 出身 ハンガリーブダペスト
- 職業ハンガリー系 ユダヤ人の投資家、慈善家、哲学者
- 天才投資家として知られ「イングランド銀行を潰した男」の異名を取る。
- ソロス・ファンド・マネジメント会長、オープン・ソサエティ財団 創設者、中央ヨーロッパ大学 (CEU) 共同創設者、Project Syndicate 出資者、シンクタンク Institute for New Economic Thinking (INET) 出資者 及び創設者の一人
- ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで哲学の博士号を得た哲学者であり、自由主義的な政治運動家、政治経済に関する評論家
ジョージソロスさんのエピソード
- ハンガリーのユダヤ人コミュニティで弁護士の家に生まれる
- ユダヤ人迫害という生死隣り合わせの厳しい環境を幼少期に経験した
- 小さい頃はフロイトやアインシュタインを超える人間になるのだと夢をみる少年だった
- イギリスに渡り、大学に入ったものの鉄道の荷物運びやウェイターをなどしながら自分で生活費と授業料を稼ぐという、想像もつかない苦学生
- 証券会社勤務を経て、投資会社を自らで設立
- 世界的に著名な資産家になり社会的に知名度が高くなってからは、その資産の多くを慈善事業や政治活動に費やす。ソロスが投資の世界に足を踏み入れたのは、哲学者として自立していくための資金稼ぎが目的だった。
- 彼には理想とする社会や経済概念、信念があり、自分の考えに耳を傾けてもらうには何よりも成功することが一番強力な手段と考える
- ソロスは常に確信を持って投資をしトレードが失敗に終わっても引き際はいさぎよく、勝負時と引き際の見極めが天才的な投資家または投機家だったといわれています。
ジムロジャーズさんの本質
ジョージソロスさんの日干支は甲午です。一本気、向上心があり、どんどん上に伸びていきます。午が太陽なので、根明で皆を明るく照らすという性質を持っていることでしょう。
甲午の方は、生まれながらに財を持つ現実的な命式である反面、実際の力量はそれほど強くありません。純粋で人を疑うことを知らず、現状の流れに逆らわず何の疑問も持たずに乗ってしまいます。
お人好しで優しく、神経の細かいところがあり、陰にこもるような面もあります。あまり積極的に行動を起こしませんが、思いやりの心が強いので、奉仕的なことに向く人です。自己を捨てて人を助けるような仕事がよく、人徳が出来、人望を集め慕われますが、心は孤独なところがあります。
家庭運が薄く、夫婦運が悪い、子供運が無いです。夫婦運もお互い気持ちかさめても、なかなか別れられない腐れ縁状態になるため、他に愛人を作ったりします。宗教・医学・介護などの分野で、奉仕的な仕事をして暮らすのが良いでしょう。
幼少期の家庭のエピソードはかなりすさまじかったようですね。学生時代を経て、普通にサラリーマンを経験し、慈善活動のために自ら投資会社を作ったということなので、奉仕の精神がとても強い方だと言えるでしょう。
83歳のときに40歳年下の女性と3回目の結婚をしたそうです。過去の結婚については語られていませんが、3回目の結婚ということで過去の夫婦運は良くはなかったようですね。お子さんもいらっしゃらないようなので甲午の特徴が出ていると言えます。
陽占かを見ていくとかなり身弱です。主星に禄存星、東と西に司禄星なので、お金とはかなり縁が深いとは言えますが、あまり欲はなく、禄存星も司禄星も奉仕精神が強く、人のために役に立ちたいという思いが強いので、お金は手段であり、ジョージソロスさんの性格が出ているように感じます。
天極星は直感に優れているのと天馳星は爆発的な瞬発力があるので、身弱といえど、人もお金もドカンと動かす力を持っていると言えるでしょう。天馳星は見返りを求めることはなく、それが自分の役割だから淡々とやるというところがあります。慈善活動や政治的な活動をしていますが、地位や名誉のため、みんなから注目を浴びるためにやっていないのが天馳星らしいと思います。
ジョージソロスの投資スタイルは、利益の匂いを嗅ぎつけたら、まず少額を投資し、それから自分の行動が間違っていないかリサーチしていく狩猟型と言われてます。幼少期の壮絶な体験から「まず生き残れ。儲けるのはそれからだ」という発言などから、車騎星の闘争心や前進力、行動力が伺えるなと思います。
おわりに
世界三大投資家の命式を見ていきました。全員ものすごい資産家にはなっていますが、皆幼少期は貧しく、晩年も誰一人贅沢な暮らしをしていません。
投資を始めたのも、贅沢がしたくて始めたわけではなく、お金を増やす行為自体が楽しくて取り組んでいたり、慈善活動のために活動していた結果、資産や名声といったものが付いてきたという感じです。
要は宿命通り生き、自ら運命を切り拓いてきたということですね。そして皆さんかなりの年齢ですが、お金無関係でとても幸せそうです。実際お金は関係ないということも仰っています。宿命を生きると幸せになれるので、自分の命式をヒントに、人生を生きて行きたいですね。