癸の各干支を解説します!
日干の干支は自分を表します。身強か身弱か、月齢を得ているかどうかでも特徴が変わってくるので、半分くらいこの特徴があると思って下さい。
星ひとみさんの天星術と合わせて見ていくと、よりイメージがしやすいので、一緒にまとめていきます。
【癸】の各干支の特徴解説
癸の干支は「癸酉」「癸未」「癸巳」「癸卯」「癸丑」「癸亥」の6種類です。
10:癸酉
「癸酉」の方は石孔の流泉といいます。山中の宝石の等にきれいな石の間から湧き出た泉がはるばると流れ下っていくイメージです。頭の回転が速く、思考力、記憶力が良く、素直な良いことなります。文筆の才能にも優れます。
ただ知性に品性を伴わないずる賢い人にならないよう注意。世渡り上手なので、組織の補佐役として活躍できます。信仰心が芽生え先祖供養、寺墓などに縁が多くなります。
ロマンチストで直感と感性が鋭く、センス抜群。優しい印象がありますが、根は冷静で論理的で現実主義です。見た目はマイペースに見えますが、実はプライドが高く、負けず嫌いな一面も持っています。
20:癸未
「癸未」の方は「揚柳の孤立」といいます。「未」が乾いた土なので、水がどんどん吸い込まれていくイメージなので、どんな環境でもなじむ多芸多才な方です。ただ深みがないのであまり面白みがありません。
職人など能力一本に絞る努力が必要です。水が常に足りなくなるので、水質が必要です。純粋で温和な見た目とは裏腹に、激しい闘志を秘めています。
異性関係が多くなりがちですが、結婚しても相手にされません。家計の流れを受け継ぐ運命を持っています。
新月の中でも一番繊細。優しいのですが、根は頑固。周りに流されやすく、発言がすぐ変わりやすいです。クリエイティブな発想に長け独自の世界観をⓂっています。頭の回転が速く、妄想力が高いので、突拍子もないことを考えることも…。
30:癸巳(異常干支)
「癸巳」の方は「清水の遠源」といいます。水質と火質の関係ですが、巳の28元に庚があるため、金生水で涸れることはありません。人付き合いが良い人との印象を与え、表面的には明るく見えますが、損得勘定で行動するところがあります。
人を恨むと一生恨む執念深さもあり、それが原動力となることも。感受性が豊かなので一業に専念すれば大成します。配偶者が良い夫(妻)だと運が下がり、子供が生まれなかったりします。「巳」が火質で常にあぶられている状態で水が蒸発しやすいので、アルコール(火質)には注意しましょう。
ユニークな感性とミステリアスなオーラを持っています。他人の話を聞かない独自の世界観があり、自分をしっかり持っています。
周りからは変わっていると思われることも多く、一匹狼的なところがありますが、本当は寂しがり屋です。
冒険心はなく地に足がついていて、ひとりでコツコツ努力できます。
40:癸卯
「癸卯」の方は「林中の泉」です。柔木(卯)に雨(癸)が降っている状態なので、いつも水が補給されているイメージです。平凡で地道な日常を好み、家族との繋がりを大切にします。
目的や役割をしっかり認識しているので、長男・長女的な責任を果たすと、より安定します。清廉潔白に厳しく鍛えられながら育つことが大切ですが、そうでない場合は大バカ者になります。この干支のは子煩悩になります。
笑顔に溢れていて親しみやすいですが、淡白な性格で、超現実主義者で冷静な考え方をします。誰かのために行動することや面倒なことは苦手。
承認欲求が強く「周りに評価されたい」と思っているので、計画を立てて、マイペースにコツコツ頑張ることが得意です。褒められると魅力が輝きます。
50:癸丑
「溝渠の水」と言われています。動きの少ない水のイメージです。知的で物静か、あまり自己表現をしません。人生も慌てずのんびり過ごすでしょう。集団行動が苦手で、マイペースに1人でできる仕事が向いています。
穏やかに見えますが、心の中には相当なこだわりがあります。一度追い詰められるとかなり反発します。水は流した方が良いので、水生木で洩らすと動きが出るので、木質を身近に置きましょう。
鋭い直感力と繊細な感性が人を惹きつけます。冷静で決断力がありますが、融通が効かない頑固な一面も。
集団行動が苦手でクールに見えますが、本当は楽しいことが大好きです。嘘やごまかしを嫌い、問題が起きると中立の立場でものごとを判断します。見た目は穏やかでも、案外大胆なところがあります。
60:癸亥(最後の干支)
「崑崙還元」の水で水の力が最大となります。「陰の木質=乙」があると良いです。重苦しい雰囲気が漂っていますが、社交性や忍耐強さを兼ね備えています。普段自己主張しないので、自己主張したときはかなり説得力があり、影響力は大きいです。
地味で堅実に生きることを望みますが、変化が多く世の中の主流になるような生き方が良いです。月柱、年柱にもう一つ癸亥を持っていると世界で大成し、大きな財産を残します。最後の干支なので、今までの世の中の価値観を覆すほどのエネルギーを持っています。
空のような広い心の持ち主で、困っている人を放っておけません。周りの人を優先する優しさを持っています。頼まれると断れないところがあります。
負けずぎらいで、ナンバー1を目指して一生懸命頑張る人です。強い成功願望を持っていて目立ちたがりです。とはいえ周りも気を遣えるタイプなので、気に入られることも多いです。
倒異の業(癸酉・癸亥)
家庭運が良く、子供たちもよく育ちます。ただ、他家から来た者を倒します。男性なら配偶者か息子の嫁に不運をもたらし、女性なら娘の夫、あるいは娘が再婚した場合に不運が起きます。
おわりに
癸の各干支について解説しました。
六十干支は星ひとみさんの天星術も併せて使うと、よりイメージがしやすいです。せひ一緒に活用していきましょう。