【算命学】甲子・甲戌・甲申・甲午・甲辰・甲寅、各干支の解説

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ちさたまこ

甲の各干支を解説します!

日干の干支は自分を表します。身強か身弱か、月齢を得ているかどうかでも特徴が変わってくるので、半分くらいこの特徴があると思って下さい。

星ひとみさんの天星術と合わせて見ていくと、よりイメージがしやすいので、一緒にまとめていきます。

目次

【甲】の各干支の特徴解説

甲
ちさたまこ

甲の干支は「甲子」「甲戌」「甲申」「甲午」「甲辰」「甲寅」の6種類です。

1:甲子(始まりの干支)

「甲」は陰陽五行の最初に来て、「子」も十二支の中で最初に来ますよね。なので「甲子」は始まりの干支なのです。また甲子園は甲子の年にできたため甲子園といわれるため、なかなかなじみのある干支かと思います。

この干支を日柱に持っている方は平凡な生活やサラリーマンには向かず、学者としての専門分野を追及するか実業家として利益を求めるといった世界に身を置くことになりそうです。始まりの干支なので創業者、第一発見者として名を残すかもしれません。

「甲子」は甲が大木で子が水なので、大木が水に浮いている状態となり「水辺衰弱の木」といわれています。土がないと気が倒れてしまうので、土質が必要となります。また同質の木質、成長するための日光も必要になりますので、五行は土質、木質、火質を取り入れるのをお勧めします。

1番の大陸タイプ

鋭い直感力と独特なセンスの持ち主です。繊細で頑固なので否定されたらシャットダウンします。

クールでさっぱりとした性格ですが、楽しいことが大好きなので思い立ったらすぐに行動します。嘘やごまかしを嫌いなまっすぐなタイプです。

11:甲戌(日座中殺・通常異常干支)

「甲戌」を日干に持っている方は情熱的で、努力家です。「進気の木」と言われています。戌は晩秋の山岳なので、冷たい土に大木が立っているイメージです。寒いので温かさが必要となるので、五行は火質を取り入れるようにすると良いです。

また日座冲殺は、標準的な家庭を築くと異常性が出やすいです。

11番の上弦の月タイプ

美的感覚が鋭く、キレイなものが好きです。人当たりもよく、周りからの好感度は高いでしょう。一方でとても頑固で、一度決めるとブレません。

直観力が高く少々怖がりな繊細なところがありますが意地を張ってしまうことも。

算命学の標準的な家庭とは

男が年上で、男が稼いでお金を入れ、跡継ぎの男の子が生まれるといった昔ながらの家庭のこと。年齢差が10歳以上、女性が年上、国際結婚、籍を入れない、子供が女の子ばかりといった場合は一般的ではないとみなされます。

21:甲申

「甲申」の方は好奇心旺盛で様々なものに手を出していくある意味で木にぶら下がっているやんちゃな若いお猿さんのようなタイプの方でしょう。エネルギーがあり多芸多才ですが、中途半端に終わってしまうため、1つのことを継続し、専念することで晩年が安定します。

申は秋、また鉄剛金です。秋の大木には枝に枯れ葉がついている状態なので、金属を磨いて鋭利な刃物を作る必要があります。鉄を溶かすには「丁」の火が必要になりますので、「丁」の人を身近に置くのがいでしょう。

21番の朝日タイプ

ポジティブでチャレンジ精神旺盛です。スイッチが入ると圧倒的な集中力を発揮しますが、持久力がないので気分屋に見られます。なんでも口にするのでわがままに感じる人もいるでしょう。

基本は社交性が高く、誰とでもいい関係を築けるので、なんだかんだ自由に人生を楽しめる人です。

31:甲午

「甲午」の方は財運があります。また純粋で人を疑うことを知らない方です。地支の午は火質なので、大木を燃やし、燃え尽きてしまいます。根や幹は焼けて虚脱状態のイメージです。

人徳はありますが、神経質で孤独感が付きまといます。樹木としては生きていけないので、木材として使われた方が世の中の役に立ちますので、加工するための刃物(庚)が必要です。「庚」が日干にある方や金質を身近に置きましょう。人の役に立つためのボランティアや奉仕的な仕事に向きます。

31番の夕焼けタイプ

マイペースで自己愛が強めです。根本は責任感が強く面倒見がいいため、献身的な面もあります。普段は頑固で周囲の意見には耳を貸しませんが、トップに立つとみんなのために一生懸命努力できる人です。

メンタルはやや弱めです。

41:甲辰(日居中殺)

地支の「辰」は温暖な土質なので、大木がしっかり根付いています。一年中緑を失わないため、松のような神木の一種のようなイメージの干支です。「甲辰」の方は外見には表れにくい内面の激しさを持っています。その荒い部分が人生を苦し悩むものとしてしまいます。

苦しんでいくうちに信仰心生まれ、自分のため、家族のため、社会のためと広げていきます。宗教心の強い部分が出来上がります。信念をもって突き進んで行くことが大切です。

41番の下弦の月タイプ

好奇心旺盛でコミュ力が高いです。楽しいことに夢中になると周りが見えなくなります。損得勘定で人に会わせますが、基本は自分のこだわりを貫くマイペースさがあります。

気さくなので人からは好かれます。

51:甲寅

地支の「寅」も木質で、見事な樹木となります。「碩果の木」といい、果実が実っている木です。実をとって分け与えるイメージなので、「甲寅」の方は周りに楽しみを与えるような方です。人をまとめたりする立場になりやすく、実業家として成功する方もいるでしょう。

必要な五行としては成長のために太陽(丙)が欠かせません。ただ、大きく育つと刃物で調整しないといけませんので「庚」も必要です。「甲寅」の人は太ってしまっている場合はバランスを崩している状態なので、金質を身近に置き、調節するようにしましょう。

51番の海タイプ

完璧主義者で、主導権は握りたい人です。基本的には人を信じませんが、根っこは優しくて尽くし型。仲間を大切にします。何ごとにも一生懸命取り組みますが、負けず嫌いで頑固です。

自分の意志が強いので、周囲のアドバイスに耳を傾けるのが苦手。

不族の業(甲子・甲辰)

「甲子」「甲辰」は不族の業といいます。平凡な結婚生活を送ると波乱が起きやすいです。男性がこの干支を日干に持っていたり、この干支を日干に持っている女性と結婚した男性は仕事運がなく、一代限りの家族運となりがちです。正常な婚姻関係の場合、子供がいなかったり、女の子ばかり生まれがちになります。

代々受け継ぐような仕事であったり、昔ながらの普通の結婚の状態でなければ影響は受けません。海外に住んだり、年齢が10歳離れていたり、女性が年上であったりすれば影響はないかと思います。

おわりに

ちさたまこ

甲の各干支について解説しました。

六十干支は星ひとみさんの天星術も併せて使うと、よりイメージがしやすいです。せひ一緒に活用していきましょう。

参考書籍

プロも御用達!性格診断はコレ1冊でOK!

私は何年も四柱推命や算命学を学んできましたが、性格や個性、運気の診断はゲッターズ飯田さんの五星三心占いで完結することに気が付いてしまいました。

陰陽五行のバランスを知りたい、時柱まで細かく見たいという方は、↓こちらもボリューミーでお勧めです。

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