丁の各干支を解説します!
日干の干支は自分を表します。身強か身弱か、月齢を得ているかどうかでも特徴が変わってくるので、半分くらいこの特徴があると思って下さい。
星ひとみさんの天星術と合わせて見ていくと、よりイメージがしやすいので、一緒にまとめていきます。
【丁】の各干支の特徴解説
丁の干支は「丁卯」「丁丑」「丁亥」「丁酉」「丁未」「丁巳」の6種類です。
4:丁卯
「丁卯」の方は木生火で小さな火が燃えています。肉親思いで気遣いの人です。細かいところまで気が付く人です。とても慎重で神経質なほど考え抜いて行動をします。理想やロマンを内側に追い求めています。肉親思いですが情に流されず、故郷を離れて一人自由に生きましょう。
基本的にロマンチストですが、現実主義的な人。サービス精神旺盛で仲良くなると、陽気で人懐っこく、愛されるタイプ。
ドジな一面もありますが、頑張り屋さんです。繊細でなかなか人を信じられず、用心深さに苦しむことも。気疲れしてしまいやすい性格です。
14:丁丑
「丁丑」他人には寛大で、自分には厳しい方です。興味を持つとそれをとことん追求します。お人好しで、人に好かれ可愛がられます。信用築き財産も大きく残せます。
音楽、芸術の創作能力に優れます。火生土で小さな火が湿った土の上で燃えていますが、このままだと消えてしまっているので、「木質=甲乙」が必要です。木を薪にするために、「金質=庚・辛」も必要です。
社交的でマイペース、温和な性格の持ち主です。クリエイティブで、センスも良いです。
優しいので周りに合わせられますが、プライドが高いため、頑固になってしまうことも。慎重でしっかり考えてから行動するタイプです。
24:丁亥(異常干支・霊感干支・天元禄格)
「丁亥」の方は気分屋です。いうことがコロコロ変わります。感性豊かで喜怒哀楽が激しく、心にも葛藤があります。一人で静かにしていたい思いから孤独になります。肉親と縁が薄ければ、素晴らしい霊感能力が備わります。人々を救う指導者、経営者としてのポジションが良いでしょう。
「壬・庚」を身近に置くとバランスが取れます。丁壬は干合すると木質に変化し、亥の水を恵みとすることができます。木は庚が薪にすることができ、丁の燃料となります。
野心家でいざというときは底知れぬエネルギーが湧いてきます。本心を上手に隠せるので、純粋無垢な人だと思われがちです。独自の世界観とミステリアスなオーラを身にまとっています。
周りからは変わっていると思われることも多いのですが本人は自覚がありません。ステータスに弱いところがあります。
34:丁酉
「丁酉」の方は冒険心がありますが繊細な部分もあります。人情味があり、度胸もありますが、実力をわきまえないので負けることが多いです。
頭の回転が速く物事の本質を見抜くのですが自分の力量は見抜けません。知性を身に付け、文芸、文学に才能を発揮します。大きな成功は狙わず、コツコツと人生を堅実に歩んでいきましょう。身近に木質を置くようにしましょう。
楽しいことが好きでパワフルな人です。ピンチのときでも力を発揮し、周囲に頼られることも。
中身は超現実主義者で損得勘定で判断する計算高さも持っています。節約思考で少しケチな一面も。
夢やロマン、妄想といったものには興味がなく、目の前にあるものをコツコツ積み上げていきます。
44:丁未
「丁未」の方は表面的にはおとなしく穏やかに見えますが自我が強く、外見と内面の差が大きいです。人のことになると感情的になり、旺盛な批判力と毒舌で相手を傷つけます。
現実的な商売が向いており、周りに追い越されても焦ってはいけません。男性は孤独、女性は火生土で子供運は良いのですが、夫運はあまりよくありません。火を燃やすために「甲」を身近に置きましょう。
とてもパワフルで好奇心にあふれています。行動力があり、考えるよりも先に行動してしまいます。喜怒哀楽がすぐ顔に出やすく、プライドは高め。気持ちが向かなくなると、途端にやめてしまうことも。
直感に優れ、流行を素早くキャッチします。ものごとをストレートに言って周りを凍らせることもありますが、基本的には面倒見が良い人です。
55:丁巳(異常干支)
「丁巳」の方は暖かみのある方です。一度口に出したことは消してあきらめない頑固さを持っています。人の面倒見がよく人情深いため身近な人の世話は損得抜きでします。結婚運もあまり良くなく、子供も早く親元を離れます。創作能力があるため、自らの世界をコツコツ作り上げていくと評価されます。「木質=甲乙」があれば火が燃え、金運や仕事運が良好となります。
美容やファッション、持ちものなどにこだわりがあり、自分を高めようと努力します。空のような広い心の持ち主で、周りの人を優先する優しさを持っています。負けずぎらいで、やや見栄っ張りなところがあり、ステータスやブランドに弱いところも。褒められるとすぐに調子に乗ってしまいがちです。
徳政の業(丁丑・丁未)
「丁丑」「丁未」の方は徳政の業といって人に好かれ過ぎて逃げることができない運命をたどります。人に持ち上げられてり、頼られて頑張りますが、いつも虚しさが残ります。晩年になって、嫌でもその人たちから逃げられないと悟ります。
おわりに
丁の各干支について解説しました。
六十干支は星ひとみさんの天星術も併せて使うと、よりイメージがしやすいです。せひ一緒に活用していきましょう。