後天運に回る、融合条件について解説をしていきます!
- 毎年の自分の運勢が気になる
- 位相法のついて知りたい
- どんな行動をとると良いのか知りたい
分離条件についてはこちら
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位相法とは?
宿命は人が生まれたときに皮膚にとりこんだエネルギーを表しています。地球は時間が流れ、エネルギーが変化しています。
人生は生まれたときにあなたに取り込まれたエネルギーと、常に変化している地球のエネルギーが融合したり、分離したりすることで変化していきます。
物事は陰陽の両面があります。陽のエネルギーを融合、陰のエネルギーを分離で表します。融合条件は吉で分離条件は凶というイメージがありそうですが、そんな単純なものでもありませんし、吉か凶かは捉え方次第です。
融合条件で全柱に大半会が回ったとしても、拡大のエネルギーが強すぎて、もし自身のエネルギーが追い付かない場合は空中分解(死)してしまうこともあります。
逆に分離条件で対冲や天剋地冲が回ったとき、物事が壊れるという意味合いはありますが、壊れたことで、違う発想が思い浮かび、いい方向に進むこともあります。
融合条件の種類
- 三合大会局
- 三合会局(申子辰、亥卯未、巳酉丑、寅午戌)
- 大半会
- 半会(正気半会、雑気半会)
- 支合(子丑、亥寅、戌卯、酉辰、申巳、未午)
- 方三位(亥子丑、寅卯辰、巳午未、申酉戌)
- 律音
後天運の見方
西方、中央、東方と別れています。太陽も東から登って中央を通り、西へ沈みます。人生も子供時代があり、社会的な出会いがあり、結婚して(東方)、家系が受け継がれ、ポジションができて(中央)、老後は配偶者と2人で過ごします(西方)。
あとは、東が左手、中央は胸、西方は右手なので、中央が心という見方にもなります。
西方(日柱) | 中央(月柱) | 東方(年柱) |
配偶者、家庭、過去、蓄積、結果 | 心、家系、職場、足場・立場 | 友人、恋人、仕事、出会い、社会、未来 |
様々な意味合いがあるので、東方だから恋愛運で見ることもありますし、仕事や友人に関係した出来事が起きるという見方もできます。西方なら結婚している方なら、配偶者や家庭関係だったり、結婚してない方はこれまでの蓄積の結果の行先などを捉えることができます。
- 大運で回る→大運は精神面を主に表します。10年かけて徐々に精神面に影響が出てくると捉えることができます。
- 年運で回る→年運は現実面を主に表せます。1年の間に、目に見える形でその年の変化を感じることができます。
解釈は、個人個人違いますので、東方は拡大の年だから、仕事を頑張ってみよう、婚活頑張ってみようと自分が拡大していきたいものに力を入れるなどしてみて下さい。
三合会局
三合会局は、十二支を円形に並べたときに、正三角形で結び付く組み合わせです。
4種類あり三合水局(申子辰)、三合木局(亥卯未)、三合火局(寅午戌)、三合金局(巳酉丑)の組み合わせになります。
3つが連結すると性質が変わります。北は水質、東は木質、南は火質、西は金質となります。
例えば、申子辰は申は金質で、辰は土質ですが、3つが結び付くと、子と同じ水質に変化します。
会局、半会の種類
三合大会局、三合会局、大半会、半会があります。
- 三合大会局:天干が同じ、地支が会局が揃う組みあわせ
(例)丙寅・丙午・丙戌、癸巳・癸酉・癸丑、甲申・甲子・甲辰、辛亥・辛卯・辛未 …etc - 大半会:三合大会局が3つ揃わず、リーチの状態、ただし四正(子卯午酉)を介していること。
- 会局:天干の組み合わせは何でも可、地支のみ会局が揃う
- 半会:三合会局のうち2つの組み合わせ。ただし四正(子卯午酉)を介していること。
これらは拡大という意味があります。エネルギーの大きさは三合大半会が一番大きく、半会になるほど小さくなります。
宿命の干支と後天運(大運・年運)の組み合わせで揃う年は良いことも、悪いことも拡大しますので、注意していきましょう。
正気半会、雑気半会
半会は2種類あり、正気半会、雑気半会があります。
正気半会:亥卯(木局)、寅午(火局)、巳酉(金局)、申子(水局)の4種類で、三合会局のうち土質のが欠けた組み合わせです。
雑気半会:卯未(木局)、午戌(火局)、酉丑(金局)、子辰(水局)の8種類で、四正(卯午酉子)と土質(未戌丑辰)の組み合わせとなります。現象は正気半会より小さくなります。
例えば、宿命に「大半会」があったり、「半会」がある方は後天運で「三合大会局」、「三合会局」になる可能性が高くなります。
この方であれば、「庚寅」「庚午」で宿命にすでに「大半会」がありますので「庚戌」が回る年は「三合大会局」になりますので、拡大の仕方がかなり大きくなります。この場合、西方(日柱)大半会、東方(年柱)大半会としても見れるので、未来も結果も大きく拡大するような年となります。
また、この方は、「戌」が回る年は毎回「三合会局」になりますので、12年に1度は必ず会局になる年がやってくることになります。
ちなみに、月柱が「癸未」なので、癸卯が回る年は中央が大半会、卯が回る年は半会となります。中央は家系、心、立場といった意味があるので、役職が拡大したり、心が元気になったり、何かしら拡大することになるでしょう。
方三位
三方位は方位や季節を表します。
水局(亥子丑)、木局(寅卯辰)、火局(巳午未)、金局(申酉戌)に分けることができます。
十二支を四季で表すとそれぞれ 季節の始まり→ 最も栄える時期→土に帰る となっています。
例えば冬の始まりが亥、最も栄えるのが子、土に帰るのが丑で冬の成り立ちを表します。
- 亥子丑は冬の一生を表す(北方合):習得本能
- 寅卯辰は春の一生を表す(東方合):守備本能
- 巳午未は夏の一生を表す(南方合):伝達本能
- 申酉戌は秋の一生を表す(西方合):攻撃本能
会局のときは性質の違う3つの十二支が組み合わさり、大きく広がりを見せますが、方三位は土質1つと同質2つの3つのエネルギーが結びつき、一方方向にエネルギーが集中します。
広がりはありませんが、習得本能、守備本能、伝達本能、攻撃本能それぞれの質が強く発揮されることになります。
柱の位置も関係なく地支のみを見ます。この方は午、未が宿命にあり、方三位がリーチとなります。必ず四正(子卯午酉)を介していること。巳が来る年は巳午未の火局が揃いますので、伝達本能が発揮されやすくなります。
大半会より方三位の方がエネルギーが強くなります。宿命に方三位を持っている方で、元欅坂46の平手友梨奈さんがいます。
彼女は巳午未(火局)が揃っています。ダンスや演技など表現力抜群であることは多くの方がご存じかと思います。
方三位についての内容はこちらでも取り上げていますので合わせてご覧ください。
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支合
支合は自然の気の流れと一体になるエネルギーで、自然の気の流れを表しています。自然の気の流れに逆らっていない自然の状態です。
地球上の気の流れは、地球の自転の関係で西から東へと流れています。天気予報でも低気圧や高気圧が西から東へ移動していますよね。
支合が後天運に回るときは、物事がスムーズに流れる状態となります。東方に回れば、仕事やスムーズに行ったり、恋愛でも頑張らなくても結婚に結び付くような出会いがあったりします。
西方に回る場合は家庭が平穏だったり、これまでの蓄積や物事の結果がスムーズに出る運気となりやすいです。
律音
律音は全く同じ干支が回るときのことを言います。
「壬辰」なら「壬辰」、「乙未」なら「乙未」などです。
西方 | 中央 | 東方 |
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忘れられなくなる恋愛の年
結婚に至る相手ならいいのですが、添い遂げられない場合、忘れられない辛い恋愛になってしまう年があります。
年干or月干が干合する年、または、月柱or日柱が律音になる年です。(年運のみ)
ここでは律音の後天運について解説しているので、今回は律音についてだけお話します。
要は西方or中央が律音の年に、好きな人ができてしまったり、恋愛関係になってしまうと、結ばれなかったときに忘れられず、苦しむことになります。
浮気や不倫で忘れられないという相談を受けたとき、出会った時期が西方や中央が律音のことがありました。将来、ストーカーになったり、人情沙汰を起したりする可能性もあります。人生を棒に振ってしまうことになりますので、禁断の恋愛になりそうな場合は、のめりこまないように過ごしてください。
まとめ
今回は後天運の見方の融合条件に付いてまとめました。最初は慣れませんが、芸能人の運気やご自身の運気を遡って見ていくと、「あの時、いい仕事が入ってきたのは東方に大半会が回ってたからだ」「西方に支合があったから結婚がスムーズだったのかも」といったように、捉え方がわかってくるかと思います。
起きてくる現象や解釈は個人で違うので、どんな現象が起きるか是非予測してみて下さい。
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