こんにちはたまこです!皆さんは自分の運命について考えたことはありますか?また、宿命という言葉を聞いたことはありますか?皆さんが生まれてきたことには意味があり、宿命というものが一人一人にあります。
宿命については、後程詳しくお話していきますが、宿命や運命を知る手段の一つとして、東洋星占術の四柱推命があります。
今日は東洋星占術の中でも人気の高い、「四柱推命」という中国の占いについてのお話をしていこうと思うのですが、世の中には占いによって振り回されてしまう人もいたりするので、占いが一体何のためにあるのか、占いとの向き合い方についても一緒にお伝えしていきたいと思います。
四柱推命とは?
四柱推命は太古の中国で生まれました。東洋占星術の中でも最も信頼性が高く、「占いの帝旺」と呼ばれることもあります。
陰陽五行説を基につくられ、あなたが生まれ持っている性質や性格、能力といった部分がわかります。また年ごとに回ってくる運勢を見ることで、運命の流れも推測することができます。
生年月日と生まれた時間から星を読み解くものですが、最近の四柱推命は、生まれた時間がわからなくても、生年月日だけで判断することもできます。
四柱推命は本当に正しいの?スピリチュアルとの違い!
スピリチュアルは辞書などではラテン語のspiritusに由来するキリスト教用語で、精神性、霊性と書いてあり、ざっくりお伝えすると、目に見えない世界のことです。
私が四柱推命に興味を持ったのも、スピリチュアルの世界に出会ったからです。というのも、スピリチュアルという目に見えない世界について、学ぶのは好きなのですが、ただ、何となく目に見えないので、信憑性に欠けるなと思っていました。そんなときにふと目に留まったのが四柱推命でした。
四柱推命は、統計学なので、絶対的な正解を示すものではありませんが、その人の運命や宿命を可視化し、統計を基に運命や宿命を推測することができます。可視化できるからといって、それが正しいわけではありませんが、私が四柱推命の信憑性が増すなと感じた話があります。
「帝王切開」ってありますよね。現代では、「帝王切開」は通常の分娩が困難な時などにお母さんのお腹を切開して赤ちゃんを取り出すことを言いますが、なぜ帝王切開と呼ばれるのか意味を考えたことはありますか?
昔々、中国では、次期王様を出産させる日を占い師が、王様として活躍するのに相応しい日を鑑定し、その日に切開して誕生させていました。帝王は王様のことで、昔の中国では王様をその日に切開して誕生させていたことから「帝王切開」と言われるようになりました。
生まれる日に意味がなかったら、わざわざ健康状態なのに切開してまで取り出すようなことしませんよね。なので、その人の運命や宿命は生年月日が左右していて、命式からある程度の流れを推測することができるといってもいいと思いました。
宿命と運命についての違い!
「宿命」と「運命」は似ているようで違います。
「宿命」は、人生のテーマです。あなたが生まれる前にお空の上で、「今世はどんなことを学びたいかな」「どんなことを伝えたいかな」と大まかなテーマ決めてきています。そして「運命」は、そのテーマに基づいて達成するために行動していくことです。
例えば、作品を作るときや何かプロジェクトと立ち上げる時にはテーマがあるかと思います。映画製作なら、この映画を通して何を伝えたいかといったテーマが「宿命」であり、そのテーマ(宿命)を達成させるためには、どんなストーリーを考え、どんな表現をするのか、どんなキャストを選び、どんな音楽を使うのか、そして時々アドリブを入れたりしながら、作り上げるのが「運命」です。
そんなに難しいものではなく、「守る」が宿命なら、→家族を守るとか、社長になって組織を守る、動物を愛護するなど守るという行動が運命になります。
「切り開く」が宿命だったら、→代々、医者の家系で自分も医者の道を進まされそうになりつつも、それを押し切って別の道を切り開いたり、専業主婦だったけど、自ら事業を立ち上げるといった行動が運命です。
人によってテーマは全く違ってきます。宿命はすべて自分の魂が把握していますので、どんな選択をするのかは自分次第であり、どの選択も正解です。
占いは何のためにあるの?
魂がすべて把握しているなら、占いはなんのためにあるんだろうと思いますよね。
あなたは地球にいろんな感情を感じ、そして魂を磨くために、地球に生まれてきました。迷ったり、悩んだりするのも学びです。だから、占いをする必要はないといってもいいと思っています。
占いを主体に生きるのではなく、自分の魂の声を聞くための手段として使うととても有効的だと思います。
占いは道しるべとしてのコンパス!
イメージ伝えると、「あなたが海賊旺になる!」という野望を持って、大冒険の旅をしているとします。でもこっちでいいのかな?と道がわからなくなったら、コンパスを使って舵を取ると思うんです。
占いもそれと同じ感じで、あなたが強い野望を持って突き進んでいるとき、なんだかもやもやしていて、何となく決断しきれないな、こっちの方向でいいのかなと思ったときの道しるべのコンパスとして使えます。
占いで嫌なことを言われて心配!こんなときどうする!
四柱推命で「運命や宿命が可視化できるよ!」「ある程度信憑性があるよ!」といったことをお伝えしました。ただ占いでネガティブなことを言われて不安になることってありますよね。
確かに、四柱推命を含めその他の様々な占いからは運命や宿命を推測することができます。しかし、占い師の言っていることがすべてではありません。
四柱推命は学問であり、統計的なものなので、この星の意味はこんな意味があると教科書に載っていて、その占い師の経験と合わさって嫌なことを言ってくる人がいるだけなのです。
でも、「嫌なことを言われた」、「あの占い師は外れだった」で終わるのは、損した気分になりますし、時間もお金ももったいないですよね。実はその時であった占い師はちゃんと意味があって出会っているともいえるんです。
出会った占い師は潜在意識を図るための道具!
たまたま立ち寄っただけの占いでも、10分程度しか話していない占い師だったとしても、相手はあなたの潜在意識を投影するために出会った存在といえるんです。例えば、占いで「金運が悪いです」や、「男運が悪いです」など、ネガティブなことを言われたとき、「あぁやっぱりそうか」「やっぱりそうなる運命なんだ」と思うことはありませんか?
それは占い師がわざとネガティブなことを言っているわけでもなく、あなたが潜在意識に持っているネガティブな思い込みを言わせているだけなんです。この世界はあなた自身が作り出していて、あなたの潜在意識にあるものが現実化していくので、占いで言われたことが実際に起きている感じがしているだけなんですね。
なので、もし不安なるようなことや気になることを言われたら、「自分の潜在意識がそうなってるんだ!」と気が付いて、起きて欲しくないことは書き換えてしまえばいいんです。
当たるといわれる占い師を求め続けたり、占い師の助言を間に受けて不安になったり、言ってほしいことを言ってもらうまで占いを転々とする必要もありません。占い師は潜在意識を投影する道具だと思ってみてください。
まとめ
四柱推命はあなたの運命や宿命を可視化させてくれるための手段となりますが、すべてはあなたの魂がすべて把握しています。
いろんな感情を感じるために、そして魂を磨くために、あなたは地球に生まれてきました。運命は自分で切り開けるものです。どうあがいても、宿命という人生のテーマに沿いながら、自分で運命を切り開いていくことにことになります。
迷ったり、悩んだりすることも、あなたにとって必要な学びです。そしてそれらを経験することで、心の豊かさを育むことになります。すべてはベストに進んでいますので、安心して人生を生きていきましょう。