今日は姓名判断についてまとめていきたいと思います。
私は「名前の画数で吉凶が決まるなんて気持ちの問題でしょ」と思うタイプでしたが、実際に子供ができて、生涯使う名前だからきちんと付けてあげたいなという気持ちが芽生えました。
名付けは自分が気に入ったもので良いと思うのですが、わざわざ凶になるような字をつけるのもだなと思い調べてみました。
使わない方が良い漢字など、結構参考になる情報が多かったので、まとめていこうと思いました。私の祖父が60年近く姓名判断師をしていることもあり、祖父から伝えられた注意点なども含んでいます。
また今回の内容は芸名やビジネスネームをつけるときにも使えますので、参考になればと思います。
名前の画数は運勢と関係ない?
姓名判断も他の占いと同じで人生がすべて決まってしまうなんていうことはなく統計学です。この画数は上手く行きやすい、この画数だと富を得やすい、この名前は事故や病気になりやすいなど、過去からのデータで成り立っています。
どんな名前を付けても良いと思いますが、どうせ名前をつけるなら、わざわざ事故や病気の確率が高まるような、運勢が悪い画数の名前を選ぶより、良い画数の方が安心だと思います。
もし今の自分の名前の画数があまり良くないからといって、気にする必要は全くありませんが、せめてこれから生まれてくる子供の名前には良いものをつけてあげた方が、子供も嬉しいのではないかなと思います。
私の祖父は姓名判断師で、良い家柄やお金持ちの方ほど姓名判断や運勢を気にしている方が多いようです。
名前を付けるときのポイント
様々なサイトがありますが、五行も含まれてややこしいものもあるので、ご自身でつけるときは下記のサイトが知識がない方でも見やすいと思います。
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- 画数を重視する
- 濁音は使用しない
- 両親や兄弟は同じ名前は使用しない
- フルネームに左右対称の文字を1文字は入れる
- キラキラネームは使わない
- 天格は苗字で変えられないので気にしなくて良い
- 五行は気にしなくてよい
- 大大吉や大吉をつけることより、凶と大凶を避けることに注力する
お坊さんや見ず知らずの占い師さんに頼む場合もきちんと学んだ人でないことがほとんどでお金儲けでやっているので、注意した方が良い場合もあります。
上記のポイントに注意しながら、どんな風に育って欲しいか、どんな人間になって欲しいかというのを考えて名前を付けていくと良いでしょう。
避けた方が良い漢字
- 統計学上使用するのを避けた方が良い漢字
央・正・幸・愛
この4つは結構普通に使われがちですが、統計学上不幸になる人が多いそうです。 - 不吉な漢字
悪・魔・死・病・屍・殺・鬼・犯・肉・畜・狂・殴
禁止されているわけではありませんが不吉なものを連想させる漢字はつけないようにしましょう・ - つけても差し支えないが、伝統的に昔からつけない方が良いと言われている漢字
これらが付いているからといって不吉ということはない漢字です。ただ伝統的に意味があり避けられていた漢字なので、気になる方は避けると良いと思います・①亜・信・寿・夢・憲・希・次
信・夢・希などは人気な漢字ですし、統計上では特に問題がないそうなので、気にする必要はないと思います。②春・夏・秋・冬
季節が移り替わる=運気が移り変わる③馬・彪・龍・竜・辰
人生が荒れる、動物が取り付く④草冠の漢字、草花を表す漢字
枯れてしまう=運気のアップダウンがある(茜、蒼、蘭、英)⑤さんずいが付く漢字
水に流れる=良いことや決まり事が流れてしまう(波、流、漂、泳)⑦時刻を表す漢字
移り変わるもの=運気が移り変わる(朝・昼・夕・夜)
男の子の命名のポイント
男の子は婿や婿養子にならない限り、生涯名前が変わることがないので、基本的に良い画数をつけてあげることが重要です。
- 男の子の画数を決める優先順位
全部に大吉をつけるのは大変なので、
①総格
②人格・地格
③外格
という順番で、良い画数が来るように選んであげると良いでしょう。
女の子の命名のポイント
女の子は将来名前が変わるかもしれませんので、注意するポイントが多いです。
- 将来苗字が変わることを考え、名前に左右対称文字を1文字入れてあげるようにする
- 使用してはいけない漢字が更に追加
禁止漢字
⇒千・美つけても問題ないが伝統的に良くない漢字
⇒糸へんのつく漢字
糸へんの漢字はつけてはいけない物では男関係がもつれるからだそうですがついていても問題ありません。 - 女の子の画数を決める優先順位
①総格・地格
②人格
③外格
という順番で良い画数になるように設定しましょう。
キラキラネームは人生損をする?
最近はキラキラネームと言われるものが流行っています。ちなみにキラキラネームとは、当て字など、一般常識から著しく外れている意味・読み方・漢字を用いた名前のことです。
例:月虹(るな)、七音(どれみ)、心姫(はあと)、愛保(らぶほ)、泡姫(ありえる)、翔馬(ぺがさす)、純羽(てんし)、希星(きてぃ)、黄熊(ぷぅ) 、光宙(ぴかちゅう) etc…
なんだかアニメの世界のようですね。オリジナルな名前を付けたいのもわかりますが、限度があると思います。赤ちゃんのときにはキャラクターの名前でも可愛いかもしれませんが、社会人になったときのデメリットや本人の気持を考えると何ともいえませんね。
心愛と書いて”ここあ”や”のあ”なら可愛いと思います。しかし”らぶほ”とか思春期では確実にツッコまれそうな名前です。
ちなみにキラキラネームのデメリットは
- 学歴と相関性がある
- 就職などで不利になる
- いじめられる
- いちいち読み方を伝えないといけない
芸能関係なら、変わった名前でもいいかもしれませんが、見えないところで損をしてしまうことが多いのではないかと思います。例えば、就職活動などで、学歴や経歴などがほぼ同じレベルの山田一郎さんと熊野黄熊さんがいたら、人事は山田一郎さんを選ぶと思います。
もし、熊野黄熊を選んで「会社の看板を背負わせて、取引先に行かせたときに笑われないか?」「仕事でミスがあったときに、変な名前のやつを選んだばかりにこんなミスが起きた!」と偏見を持たれるかもしれません。
東進衛星予備校講師の林修は、キラキラネームについて「漢字本来の読み方を無視した、読み方の想像ができない名前は固有名詞としての役割を果たしていない」と指摘し、キラキラネームと学力の低さはある程度相関性があると主張している。
また、一般的な名前に比べて奇抜な名前が呈示された時、元々の見た目のリーダーシップ性の程度に関わらず、リーダーシップ性は低く評価されたとする実験結果があり、近年のいわゆるキラキラネームは社会性評価において付加価値とならず、外見に関わらず非好意的な印象を生むという指摘がある。(Wikipedia参照)
改名は難しい?
ちなみに最近は「王子様」と付けられた少年が改名をしたといったニュースもあります。
僕は『王子様』から『肇』に“改名”しました。(母が)私にとっての王子様だからみたいなことを言ってました。名前がキラキラネームというのは、本当に悪い言い方になっちゃうんですけど、親がばかだって自己紹介しているようなもんなんですよ。(HUFFPOST参照)
親は自分にとって王子様だと思ったから「王子様」と付けたそうですね。良いと思ってつけていたとしても、子供がいじめられるきっかけになってしまったり、名乗るときのストレスを抱えてしまったり、無駄な悩みを抱えてしまう原因になってしまいます。
一応15歳以上なら家庭裁判所で、1か月程度でできるそうですが、最近は戸籍上改名することはなかなか難しいそうです。
子供の名前は大人になったときのことも考えて、しっかり付けてあげたいですね。
ビジネスネームをつける
これまでは新生児につける名前についてお伝えしました。私たち大人はもう名前がついてしまっています。わざわざ戸籍まで変えたいわけではないけど、自分の名前に禁止漢字や凶や大凶が付いていて、ショックという方もいるかもしれません。
そのような方は、戸籍まで変えなくても、芸名、ビジネスネーム、源氏名、ニックネーム、ペンネームなど、仕事で使うとき用の名前を自分でつけて活動するのがお勧めです。
ビジネスネームは届け出も許可も必要ありません。「今日からコレ!」と決めたらその名前で活動すればいいのです。
芸能人も、ホステスさんも、占い師さんも本名で活動している人は少なかったりしますよね。石原さとみさんも、綾瀬はるかさんも、北川景子さんも本名は違う名前ですが、認知されているのは芸名です。今はSNSも流通していて、ビジネスネームを使っている人も多く見られます。
名前の付け方は、ビジネスネームなら苗字ごと変えても良いので、天格を気にするなら丸ごと変えて活動される方もいますが、苗字は変えずに下の名前だけ、読みは同じで漢字だけ変えるというだけでしたら抵抗は少ないかと思います。
私は結婚してから自分の名前がほぼ大凶になってしまい、嫌ではなかったのですが「知」を「智」に変えるなど、読み方は変えずに漢字だけ変更して使用しています。
気持ちの問題かもしれませんが、ビジネスネームをつけてから家庭内やお金周りが良くなったように感じます。
おわりに
姓名判断についてまとめていきました。もうすぐ私に子供が生まれるので、真剣に姓名判断についてまとめました。しかし、私は姓名判断のプロではないので、様々な情報と照らし合わせてみるのをおすすめいたします。