一粒万倍日についてまとめていきます!
一粒万倍日とは?
まず読み方は「いちりゅうまんばいび」です。「一粒万倍」とは、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味があります。
なので、一粒万倍日は何事を始めるにも良い日とされ、大安と同じくらい吉日とされています。特に仕事始め、開店、種まき、開業、お金を出す、納車、お財布を買う、お財布を使い始める、新しいものを使う、他などに最適な日となります。
但し、借金をしたり人から物を借りたりすることは苦労の種が万倍になるので凶とされるので注意です。
また一粒万倍日は数が多いことから、他の暦注と重なる場合があります。吉日と重なったら一粒万倍日の効果が倍増し、凶日と重なったら不成就日となります。
一粒万倍日と相性のいい日!
一粒万倍日はそれだけで吉日とされていますが、他の吉日と重なるとさらに効果を倍増させてくれるので、何かスタートさせるときは、吉日が重なるときを選ぶのが◎
天赦日
天赦日は、百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、「最上の大吉日」とされています。特にお金に関わること、開業、お財布の購入・使い始め、宝くじを購入する、旅行、買物、契約、引越、納車、神社へ参拝するのに吉の日です。
また、結婚、入籍、結納にも最適日となります。
そして、この日に始めたことは「成功する」と言われていて、年に5、6回あり、非常に少ないので、とても貴重な日です。特に一粒万倍日と重なる日は非常に珍しく「暦上最強日」となります。
ちなみに天赦日はその大安をも超える吉日です。結婚式では「大安」が選ばれていますが、天赦日もおすすめとなります。
寅の日
虎は「千里行って千里戻る」と言われており、この日は旅立ちに良いとされます。虎の縞模様は、金運の象徴と言われていますから、お財布を買う、お財布を使い始める、金運を上げるには絶大な効果があります。
そして嬉しいことに「お金を使っても戻ってきてくれる」という意味もあるので、お財布を買い替えるなら、寅の日もいい日ですね。
結婚、葬儀は不向きな日なので注意しましょう
巳の日
巳の日は、芸術・財運を司る『弁財天』と呼ばれる神様と縁のある日と言われ、「金運・財運」に縁起の良い日です。この日に、お金にまつわるお願い事をすると、弁財天様が叶えると言われてます。
- お財布を新しく購入
- お財布を使い始める
- 銀行口座を開設する
- 宝くじを購入する神社(弁財天様)へ参拝する
- お金にまつわることをする
ちなみに、なぜ巳なのかというと、日本では蛇は弁財天の使い、または弁財天の化身だとする信仰が生まれたからです。なので弁財天様にお使いの蛇にお願いをすれば、弁財天様に届けてくれるということで、巳の日は金運、財運アップの日となります。
蛇の夢をみると縁起が良いと言われるほどでもあります。60日に一度やってくる己巳(つちのとみ)の日は、巳の日なかでもさらに縁起の良い日ですのでこちらも要チェックです。
一粒万倍日が打ち消される日!不成就日
不成就日の読み方は「ふじょうじゅび」「ふじょうじゅにち」です。何事も成就しない日とされ、結婚・開店・子供の命名・移転・契約・芸事始めなど、事を起こすことが凶とされます。なのでこの不成就日の日は一粒万倍日の効果が効果が半減してしまうので、何かを始めるのは避けるようにしましょう。
まとめ
一粒万倍日は何かスタートするのに大変適した日なので、これから新しいことを始めたいなという方は、一粒万倍日に合わせて初めて見ると何倍もの効果が期待できそうですので、おすすめです。