算命学で見る子供運について解説します!
算命学では、家族構成というものがわかります。命式で配偶者のエネルギーがあれば、結婚して配偶者がいることが自然なエネルギーとなり、子供のエネルギーがあれば、子供がいることがその人にとって自然なエネルギーとなります。
最近鑑定していて、おもしろいなと思ったのは、配偶者の星はないけど、子供の星がある方は、何かしらの理由で結婚せず、シングルマザーになっていたり、離婚してシングルになっている方が多いなと思いました。
そして本人も、まるでそれを理解していたかのように、「子供を授かるためだけの相手だった」なんておっしゃるのです。
あくまで、全てが命式通りの現実になるわけではなく、命式は宇宙のエネルギーを表していて、地球で起きる現実は差異があります。
子供の星がないから子供ができないというわけでもないので、後天運で子供ができやすくなるタイミングについても見ていきたいと思います。
子供のエネルギーの見方
男性と女性で見方が違うので、まずは女性から見ていきます。
女性から見た子供のエネルギー
陰陽五行の相生の関係をまず思い出してください。
木(甲乙)→火(丙丁)→土(戊己)→金(庚辛)→水(壬癸)→木→・・・と、5つのエネルギーが循環していると考えられています。
女性から子供が生まれますので、女性(日干)から生じる星が子供のエネルギーです。
洩星といいますが、鳳閣星が男の子で調舒星が女の子です
例1)女性が戊の陽干の場合、土が生じるのは金ですので、庚と辛が子供の星になります。
戊(女性)から見ると辛は鳳閣星→男の子
戊(女性)から見ると庚は調舒星→女の子
例1の女性は男の子1人、女の子1人のキャパがあります。
例2)女性が「癸」の場合、水が生じるのは木ですので、甲、乙が子供の星になります。
癸(女性)から見ると甲は鳳閣星→男の子
癸(女性)から見ると乙は調舒星→女の子
例2の女性も男の子1人、女の子1人のキャパがあります。
女性の日干から見た子供の星
女性の干 | 男の子 | 女の子 |
---|---|---|
甲 | 丙 | 丁 |
乙 | 丁 | 丙 |
丙 | 戊 | 己 |
丁 | 己 | 戊 |
戊 | 庚 | 辛 |
己 | 辛 | 庚 |
庚 | 壬 | 癸 |
辛 | 癸 | 壬 |
壬 | 甲 | 乙 |
癸 | 乙 | 甲 |
男性から見た子供のエネルギー
男性は子供を産みませんので、鳳閣星や調舒星の意味は子供ではなく、自分から生み出すもの=作品です。
なので、男性にとって子供は官星となります。
官星は自分を剋す星であり、正妻(司禄星)から生じる星となります。
例1)自分(男性)が壬の場合、自分を剋す星は戊と己です。
ちなみに正妻(司禄星)は丁なので、火が生じるのは土です。
「戊(女の子)」「己(男の子)」が子供の星になります。
壬(男性)から見ると戊は車騎星、丁(妻)から見ると戊は調舒星→女の子
壬(男性)から見ると己は牽牛星、丁(妻)から見ると己は鳳閣星→男の子
例1の男性は、男の子1人、女の子2人のエネルギーまではキャパがあります。男の子が2人生まれた場合は1人は縁が薄かったり、懐かなかったりします。
例2)男性が「己」の場合、自分を剋す星は甲と乙です。
また、正妻は「壬」が生じるのは金ですので、甲、乙が子供の星になります。
己(自分)から見ると乙は車騎星、壬(妻)から見ると乙は調舒星→女の子
己(自分)から見ると甲は牽牛星、壬(妻)から見ると甲は鳳閣星→男の子
例2の男性は男の子1人、女の子1人のキャパがあります。
男性の日干から見た子供の星
男性の干 | 男の子 | 女の子 |
---|---|---|
甲 | 辛 | 庚 |
乙 | 庚 | 辛 |
丙 | 癸 | 癸 |
丁 | 壬 | 壬 |
戊 | 乙 | 甲 |
己 | 甲 | 乙 |
庚 | 丁 | 丙 |
辛 | 丙 | 丁 |
壬 | 己 | 戊 |
癸 | 戊 | 己 |
子供の星がない場合
- 子供は1人ではできませんので、自分の命式になかったとしても配偶者にあれば子供はできる
- 「鳳閣星」「調舒星」を陽占に持っていると子孫を繁栄したい傾向にあるので、子供ができやすい。
- 後天運で「鳳閣星」「調舒星」が回ると、子供の星なので、子供ができやすいと言われている
- 後天運で「玉堂星」が回ると母の星なので、子供ができやすいと言われている
子供の星がなくて、子供が生まれた場合、エネルギー的に自分だと手に負えない感覚があったりするので、一人で抱え込まず、人に頼っていきましょう。
まとめ
子供運についてまとめていきました。自分には子供のエネルギーがないという場合でも、後天運で回ってくるようになってるので、落ち込む必要はありません。
是非自分の命式やパートナーの命式を見て、子供のキャパが何人あるか楽しんでみて下さい。